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「見参‐KENZAN 2012‐」が無事終了し、各賞が決定しました!


「遊美」から「見参」に名称変更して初めての展覧会は、猛暑にも関わらず千人を大きく上回るお客様にご来場いただき、無事終了することができました。 江戸川区民の皆さま、区外からお越しの皆さま、また多くの業界の皆さまにご来場いただきまして、出展者、サポートの八犬堂一同この場を借りて感謝申し上げます。

さて、今回、ご来場の皆さまに、アンケートで好きな作家を3名まで記入いただき、その得票数1位の作家には「オーディエンス賞」(賞金5万円)を、また、協賛ギャラリー7社からは、それぞれ注目の作家に各ギャラリー賞が贈られました。

以下、その結果を発表します。

◆オーディエンス賞
山科 理絵

【受賞のコメント】
絵を描き続けて15年以上… 描けないことは何度もあった。
でも描かないことはなかった。
今回、描きたいと思う反面、 何も伝わらないなら、もういいや…。と思って
いました。
不安や焦り、プレッシャー、恐怖、自信喪失、寂しさ、心の弱さ、 醜い感情から
逃れたくて泣きながらの制作でした。
唯一救いだったのは、作品を見てほしい、伝えたいという 頼りないちっちゃな
闘志がわずかに私を奮い立たせていたことです。
それはほんの5%くらいしかなかったです。
私の描く作品は殆どが自分と直結しているものが多く、 今回の作品も、
お互いに理解し合いたい、無視せず向き合い、 見てほしい、認めてほしい、
心の奥底にあること、本心を知ってほしい、気づきたいという、
「救い、願い、希望」の言葉と感情から生まれた作品。
背景の花は気持ちが優しい感情で満たされていく希望を表現しています。

私の作品を見て泣いてしまった方がいると聞いた時、 涙が止まりませんでした。
わずかな闘志だけで描けた作品が、一人でも気持ちが伝わっていること、
何かを感じ、その人の心に響いたことに、たまらなく嬉しかったのです。
不安で泣いた時の感情から解放され、声をあげて泣きました。

一人だけじゃなく、オーディエンス賞を受賞し、多くの人の心に残り、
誰かの為に役に立つことが少しでもできたことに嬉しく感じています。
作品を出展できた事と、私の作品を選んでくださった方々に、 大変感謝して
おります。   受賞したことを、また新たなスタートラインに立つ気持ちで、
今後もクヨクヨしつつもゆっくり続けようと思います。
本当にありがとうございました。
描き続けていて良かった。< 山科 理絵>

オーディエンス賞-山科理絵

「誰がこんな私を…。誰かこんな僕を。。」

山科 理絵

山科 理絵

◆アートデータバンク賞
小山 翔平

【選評】学生時代は織物・染色を選考していたようですが、その彼が学校で会得した表現スタイルを、キャンバスと油彩によって再現する、というアイデアに魅かれました。あの作品が織物ではなく、油彩で描かれているというのは驚きです。今後が非常に楽しみです。〈アートデータバンク〉

アートデータバンク賞 - 小山 翔平

「にぎやかな瞑想地帯」

◆いつき美術画廊賞
船越 大祐

【選評】オーソドックスなモチーフと、不思議と記憶に残る色彩のバランスに独自性を感じました。〈いつき美術画廊〉

いつき美術画廊賞 - 船越 大祐

「海歌」

◆画廊くにまつ賞
村上 仁美

【選評】作品に学生らしい荒削りさと、今後に期待出来る技巧と感覚を見ることが出来たと思います。また他の作品も見てみたいです。〈画廊くにまつ〉

画廊くにまつ賞 - 村上仁美

「ここで永遠に眠るわ」

◆ギャラリー空賞
草薙 涼子

【選評】展示作品だけでは判断できない部分もあると思いますが、ずっと見ていられる作品が好みなので、落ち着いた色調などがポイントとなりました。
とにかく、自分の家に飾りたいと思えることが、いつも作家さんを選ぶ基準なのです。〈ギャラリー空〉

ギャラリー空賞 - 草薙 涼子

「天気雨」

◆ギャラリー戸村賞
林 祥平

【選評】モノトーンの画面の殺風景なビルの前で佇む、不思議な人物?と窓から微かに見える灯りの雰囲気に魅かれました。〈ギャラリー戸村〉

ギャラリー戸村賞 - 林 祥平

「町」

◆ロイドワークスギャラリー賞
小林 範之

【選評】直感的でありながら一本一本美しい蜘蛛の糸の集合が動物の骨や植物になっているのが予期せぬ生命の連鎖を見ているようで興味深いです。 <ロイドワークスギャラリー>

ロイドワークスギャラリー賞 - 小林 範之

「記憶のかたち」

◆ロウワーアキハバラ賞
菊池 鮎子

【選評】暗闇にひっそりと草むしたオアシスに群がる生き物たちを、タテ構図に空間を生かし現代的に描いた幻想的な作品で、日本画でありながら、今どきなラメや所々に蛍光色使いがデザイン的におしゃれな印象でした。技術面では全体のマチエールも美しく整い、筆の仕事を見て取れる生物の描写も細やかで、私としてはあまり迷うことなく賞を差し上げることに致しました。私が拝見したのは1点だけでしたので、今後を楽しみに致しております。〈ロウワーアキハバラ〉

ロウワーアキハバラ賞 - 菊池 鮎子

「ファーブルの煌き」

なお、得票数20位までのランキングと各賞の詳細は、追ってお知らせします!

 

また、アンケートでは、皆さまから嬉しいお声の数々をいただきました。

*他大学の学生さんの作品が観れるとても良い展示だと思いました。(10代女性)

*自分も将来出展したいです。すばらしかったです。(10代女性)

*自分はまだ高校生ですが、来年再来年と展覧会が続くならいつかここに出品できたらなと思います。(10代女性)

*皆さん将来有望な大作ばかりで見応えがありました!繊細かつ大胆です。私も日本画を描いてみたくなりました!(20代女性)

*多様な表現の作品を見ることが出来、とても面白かったです。自分と同年代ということで、刺激を受けました。(20代女性)

*とっても面白かったです。なかなか多ジャンルの作品を観られる展覧会は珍しいので、もっと多くの人に知られて欲しい!と思いました。パンフレット上の作品と本物のインパクトは違いますね!(20代女性)

*個性豊かな作品を一度に見ることが出来、これからの日本の美術界も楽しみだという気持ちになりました。(40代女性)

*ワンダーウォールの入選展などにも負けない面白い作品が沢山あり、とても楽しめました。(50代男性)

*バラエティに富んでいて楽しめました。ゆっくりゆったり観られる会場でよかった。心地よい時間でした。(50代女性)

*若い新鮮な感覚で描かれた魅力的な作品が多く、これらの才能を追求するためにも継続して開催してください。(50代男性)

*すばらしい作品の数々に圧倒されました。エネルギーがすごい!沢山のエネルギーを頂きました。また是非来たいです!(50代女性)

*のびやかで若さを感じます。悩みや思いはあるでしょうが、すがすがしいエネルギーを見ました。(60代女性)

*只迫力がある!凄いパワーを感じます!若きアーティスト!渾身の見参はエネルギーを感じました。(60代女性)

*みんなそれぞれ個性があってすてきな作品ばかりでした。これからも大いに楽しみにしています。若い人を育てる場としてほしい。(60代女性)

*どの作品も若人のパワーと描く人の心の中の繊細さが溢れていて実に自然なり。(70代以上男性)

 

中には辛口コメントもございましたが、それはしっかり打ち上げで発表しました。

またいろいろなリクエストもいただきましたので、それは今後に役立てていきたいと思います。ほんとうにありがとうございました。

画 / 山科理絵「闘う人」